政略結婚~天使に導かれて~
愛の病室で皆が話をしていると、愛が再度目を覚ました。

「・・・・う・ん・・・・」

「愛、大丈夫?愛?」

華英が愛の側に行き、愛に声をかける。

「お母さん・・・。うん、大丈夫。」

「そう、良かった。今、島津の皆もいるのよ・・・」

「あっ、お義父さん、お義母さん、悠太さん、すみません。
 私がしっかりしなくちゃならないのに・・・」

「良いんだよ。愛ちゃん。それより、愛ちゃん、子供の事なんだが・・」

「はい・・」

「もしだったら、これから先の事も考えて、決断して欲しいんだ。」

「と、言いますと・・・・」

「君はまだ若い。颯太が亡くなっても、君なら再婚の話はいくらでも
 来るだろう。
 だから、子供の事は、今回、あきらめ・・・・」

「嫌です!絶対、産みます。それに颯太は、死にません!
 お義父さん、何でそんな事を言うんですか!?」

愛は、ものすごい勢いで、豊に反論した。
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