政略結婚~天使に導かれて~
愛の予定日は9月の20日だったが、10日の朝、愛はお腹に異変を
感じた。

「颯太・・・・・」

「どうした、愛?」

「うん、なんか、お腹が変なの?」

「えっ、変って、痛いのか?」

「ううん、なんか重いって言うか・・・・なんか変・・・」

「病院に電話するか?」

「ううん、まだ痛みがあるわけじゃなから、まだ大丈夫。
 でもお母さんたち、呼んだ方が良いよね!?」

「あぁー、俺が電話するよ。愛は横になってな・・・・」

颯太はそう言うと、すぐに島津と西園寺に電話した。

両方の母達は、すぐに駆けつけることになり、颯太は、時計を見ると
そろそろ優子が来る時間なので、下で優子が来るのを待つことにした。

ガチャッ

「あら、おはようございます。」

「おはようございます。優子さん、愛が、なんかお腹がおかしいって
 って言ってるんですが・・・・」

「えっ、そうなんですか!? ちょっと様子を見に行きますね!」

颯太は、優子と二人で、寝室に行き、愛の様子を見に行った。
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