政略結婚~天使に導かれて~
暫くすると、陣痛の間隔が15分になった時、愛はトイレに行きたくて
ベットから降りた瞬間、破水してしまった。

「あっ・・・・」

「どうした、愛?」

「なんか、破水したみたい・・・」

「えっ、破水・・・。すぐに病院に電話するぞ!」

颯太は、病院へ電話を入れ、今の愛の状態を告げると、すぐに
病院に来るように言われた。

慌ただしく、優子が入院の支度をし、タクシーを呼ぼうとした時、
運よく、悠太が両方の母達を連れてきた。

「悠太、丁度良かった。愛が破水したから、これから病院へ行くから
 車出してくれ・・」

「えっ、破水・・・解った。母さんたちも一緒に行こう!」

「すみません、優子さん、留守番をお願いします。」

「はい、任せてください。愛さん、颯太さん、頑張ってくださいね!」

「「はい、ありがとう」」

悠太は、4人を乗せて、病院へ急いだ。
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