政略結婚~天使に導かれて~
「うん、解っている。外野は、きちんとするし、西園寺にも、きちんと
 挨拶に行って来るよ。
 光太の為にも、早く籍を入れた方が良いと思うし・・・・・
 光太、ゆーたんがパパになっていいか?」

と、光太に悠太は聞くと

「うん、ゆーたん、こうのパパなって!」

と、ギュッと抱きついて来た。それを見ていた二人は

「全く、普段面倒見ている私達よりも、悠太が好きだなんて、
 ありえないわ・・・・・。
 愛ちゃんも言っていてけど、とにかく悠太なのよね・・・・。
 最近じゃ、お風呂も悠太なんでしょ!?」

「あぁー、光太は、俺と入るのが好きなんだよなぁー?」

「うん、ゆーたん、ちゅき!!」

豊と君子は、半分呆れながらも、嬉しそうだった。

「とにかく、光太の為にも、早く籍だけは入れるつもりだから
 その時は、頼みます。」

「解った・・・。西園寺に挨拶に行くときは言いなさい。
 私達も、一緒に伺うから・・・。」

「はい、その時はよろしくお願いします。」

悠太は、豊たちに話終わると、光太を連れて帰って行った。

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