政略結婚~天使に導かれて~
「お母さん、ここは・・・・・」

「愛、あなた、颯太さんの担当医の話を聞いているうちに
 気を失ったのよ・・・・」

「颯太・・・・はっ・・・颯太!!」

愛は、勢いよく起き上がったが、腕には点滴が施されていて
思うように動けなかった。

「愛、落ち着くんだ。」

「お父さん・・・。でも・・・颯太が・・・颯太が・・・・」

愛は、颯太の担当医の話を思いだし、泣き始めた・・・。

「話は、島津のお父さんから聞いた・・・・。愛、それから
 お前にも言わなくちゃならないことがある・・・。」


「な・・・・に・・・・お・・父さん・・・」

「愛、お前は、妊娠しているそうだ・・・。」

「えっ・・・妊娠・・・・うそ・・・・・・」

「本当だ。明日、検査してみないと詳しくは解らないが、
 妊娠は間違いないそうだ・・・。」

愛は、颯太の病気と、自分の妊娠を同日に知ることになった。
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