恋人たちのパンドラ【完】
「これはっ・・・」
直樹が言葉を続けようとしたが
「もういいよ。町田君。昨日のことは私が悪いから」
そう言って、壮介に改めて向き直り
「この度は申し訳ありませんでした。お仕事で挽回させていただきますのでよろしくお願いします」
はっきりと、壮介から目をそらさずに伝えた。
どうしても過去のことは許してもらえない。それならば仕事だけでもきちんとこなしてがっかりさせないようにしようとした。
それが伝わったのかどうかは不明だが
「ここで話していても仕方ないので、こちらで話しましょう」
そうして三人はやっと会議室に足を踏み入れたのだった。
直樹が言葉を続けようとしたが
「もういいよ。町田君。昨日のことは私が悪いから」
そう言って、壮介に改めて向き直り
「この度は申し訳ありませんでした。お仕事で挽回させていただきますのでよろしくお願いします」
はっきりと、壮介から目をそらさずに伝えた。
どうしても過去のことは許してもらえない。それならば仕事だけでもきちんとこなしてがっかりさせないようにしようとした。
それが伝わったのかどうかは不明だが
「ここで話していても仕方ないので、こちらで話しましょう」
そうして三人はやっと会議室に足を踏み入れたのだった。