【完】一途彼氏が愛する毒舌彼女
「何?」

そんな俺に対して千晃はかなり冷たい…。

でも負けるな!っと心に言い聞かせて…

俺は言った。

「千晃が握ったんだろ?」

俺は千晃の顔をまじまじ見た。

一瞬の変化も見逃さないように。

千晃は最初はなんのこと?

っとでも言いたげだったが…

どんどん険しいものへと

表情を変化させ俺の期待はどんどん増した。

だけどことはそう上手くはいかなかった。

「何をよ…?」

千晃がしらばっくれたのだ。

その上に…

千晃はまたもや俺のガラスの心に

ヒビを増やす言葉を言い出した。

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