君に愛して、僕を恋する。





「綾子、何してんだ?」


「鍵忘れちゃって、相原くんがお父さんが帰ってくるまで家にいていい、って言ってくれて。」


「あぁ、ご迷惑をおかけしました。」





慌てたような親父さんと、バツが悪そうな真中綾子。


親父さんは本当にありがとう、と頭を下げながら家に入っていった。





「じゃあ真中さん、また明日。」


「じゃね、真中サン。」





雅も家路につくと、俺は玄関を閉めた。





< 54 / 59 >

この作品をシェア

pagetop