可愛い生徒(カノジョ)の育て方
「菫と一緒にいられて、楽しかった。しばらくは会えないけど、いつだってお前のことを考えている。
ちゃんと勉強してるのか。元気でいるのか。友達とうまくやってるか。悪い虫に狙われていないか、なんてね」
彼女はまた泣きながら笑って
「だから、悪い虫なんて、私みたいな美味しくなさそうな子はスルーします!」などと言っている。
「……最近のお前は違う。最初は単なるおバカな女子高生だったけどな」
うちの高校にはなかなかいない、おバカっぷりだったよな。
「最近の私って、そんなに変わった?」
……もちろん。
「気づいてないのは本人だけ、かもな。だけどあんまり誉めると、そっち方面にも力を入れそうだからな、お前のこれまでのパターンだと」
「お洒落したり、気合いの入ったメイクを研究したりってこと?」
「そう。そんなことは今のお前には必要ない。そのままで十分だ」
それ以上可愛くなると、悪い虫がわんさか寄ってくる。
ちゃんと勉強してるのか。元気でいるのか。友達とうまくやってるか。悪い虫に狙われていないか、なんてね」
彼女はまた泣きながら笑って
「だから、悪い虫なんて、私みたいな美味しくなさそうな子はスルーします!」などと言っている。
「……最近のお前は違う。最初は単なるおバカな女子高生だったけどな」
うちの高校にはなかなかいない、おバカっぷりだったよな。
「最近の私って、そんなに変わった?」
……もちろん。
「気づいてないのは本人だけ、かもな。だけどあんまり誉めると、そっち方面にも力を入れそうだからな、お前のこれまでのパターンだと」
「お洒落したり、気合いの入ったメイクを研究したりってこと?」
「そう。そんなことは今のお前には必要ない。そのままで十分だ」
それ以上可愛くなると、悪い虫がわんさか寄ってくる。