クレイジーサドくん。



危ない、そう直感的に感じた。


『犬、、、?え…約束が違うです!』

必死に言っても上機嫌な先輩には通じない。
ニコニコ笑うから逆に恐怖を覚える。


「約束?お仕置きのあと生けてあげるよ?それなら約束破ってないよね」


なんて理屈だ。
変なことされたくない、だから来るの断っていたのに。


『えーっと…』


恐る恐るドアに近づく。
゙帰らなくちゃ゙と本能的に感じる。


「パウリちゃんー?」


こうなったら動くしかない。
そう思いドアから逃げだそうとした瞬間ーー・・・・・


「また逃げだそうとするなんて…馬鹿なパウリちゃーん…」


吐息がかかる程近い距離に彼は居て耳元でそう、怪しく呟いた。


狐を描くからの口元からすると彼は心底楽しそうに見えた。
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