【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
それから花歩達は洋服を見ていた


花歩に“あれ取って?”と言われ取ってあげた


「花歩、チェック柄好きだったよな?」


と聞いてみると頷いた


あの日以来、必要最低限しか話さなくなった


花歩に似合いそうなチェック柄の洋服を探しに行ってみる


「奏哉、何探してるの?」


「花歩に似合いそうなチェック柄の洋服」


丈が長いと嫌がるはずだから短めを探さないと…


「ねぇ、奏哉。花歩が居ないよ」


「はっ?」


麻依に言われて周りを見てみる


さっきまで居た場所にも居ない


「何処に行ったんだ?聖悟、花歩を探しに行ってくる」


「えっ?ちょっ…」


あまりの俺の慌てようにびっくりしている


今まで必死になることなんてなかったしな


聖悟が何か言ってるみたいだけど、それも気にせずに花歩を探した
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