【完】恋した相手は元カノの妹~キミに溺愛中~
「2人とも来るな!!」


自分でも驚くくらいの声が出た


「花歩…大丈夫。大丈夫だから、安心しろ」


俺は抱きしめたまま言葉を掛けた


しばらくすると花歩の呼吸も震えも落ち着いて来た


「冷え切ってるじゃん」


俺は自分が身につけていたコートとマフラーを花歩に着せた


「花歩…」


「ま…い…?」


花歩はかすれた声で麻依を呼んだ


震えは止まってないけど、麻依がいても大丈夫そう


「仁は居ないから大丈夫。これ、奏哉ママから預かって来た」


麻依が手に持っていたのは膝掛けとコンビニの袋


「あ…りがと。麻依、ごめんね」


「奏哉、あんたはすることあるでしょ?あたしが此処に居るから。すぐに帰って来なさいよ」


腐れ縁の麻依は俺がしようとしてることを分かってる


こういう時に便利だな。
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