§スウィート・ルージュ§~甘い秘密を召し上がれ~(完)
「柚奈っ! いい加減にしろっ!」
桜井くんが彼女の腕を掴み睨んだ
「直くんっ」
掴む腕の力が強いのか彼女の顔が歪んでいる
うわ…
キレイな顔立ちも台無しだわ
「ゴメン、咲和せんせ
疲れてるところ悪いけど、
オレの部屋まで一緒に来てもらえませんかっ」
「え?えぇっ?!」
私、行かないとマズイの?
桜井くんがそう言うと私に頭を下げた
彼女はというと、ふて腐れた顔で、あちらの方を向いてる
はぁーっ
面倒なことになっちゃってるの?コレ?