Love the love.


 俺はしばらくそのままで突っ立っていて、言われたことをぼんやり考えた。


 ――――――――――恋に恋しているなら・・・



 って、俺、そうなのかな。

 姉ちゃんがしたような恋に憧れた、それはあるかもしれない。離れても強く感じるような、あんな感じのものに。だけども・・・だけども、今まで付き合った女の子達のことだって、ちゃんと好きだったんだけどな~・・・。

 そのはず、なんだけど・・・。

 ぬくもりを求めていただけだったのだろうか。

 それだけじゃダメなのかな。

 そういうものじゃないのかな。

 抱き合って、微笑んで、彼女が喜ぶ顔を見たいといつでも思う。だけど、心の半分はテルへと向いている。


 テルが・・・誰かと一緒に道を進むと決めたら・・・そしたら、俺も誰かに向き合えるのかな。

 テルが、ハッキリと判る形で幸せになったら。

 そしたら・・・。



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