大人の恋愛~背徳の行方~
マンションの片づけなどは、真紀の悪阻の状態を見ながら、
ゆっくり行うことにし、暫くは、実家に居てもらうように
螢は、真紀に言い、その旨を、松平の両親にお願いに行った。

「すみません。実家の両親も、一緒に来ればよかったんですが
 実は、今朝早くから、三人で旅行に出かけていて、帰り次第、
 伺わせますので、真紀さんを、よろしくお願いします。」

「わざわざ、すみません。真紀は、こちらでちゃんと預かりますので
 安心してください。」

真紀の両親に、挨拶を終えると、螢は、真紀を置いて、家に帰って来た。

そして、螢は、幸子に電話を入れた。

「もしもし、母さん?」

「はい、螢、どうしたの?」

「うん、新潟には、何時頃着いたの?」

「朝、8時には着いたわよ!とってもいい所よ!」

「そうか、良かったね。ところで、申し訳ないんだけど」

「なに・・・何かあったの?」

「うん、実は、昨日、真紀に子供が出来たのが解って・・・・
 悪阻も出てきているから、実家に帰したんだ。
 もしだったら、電話だけでも入れておいてくれるかな!?」

「・・・・・・解ったわ・・・・・連絡入れておくわね」

「うん、よろしく。じゃー、皆さんによろしく伝えてね」

螢は、そう話終えると、電話を切った。

結局、残りの休みを螢は、何もせずに、呆然と過ごした。
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