大人の恋愛~背徳の行方~
「とにかく、部屋に行きましょう」

梨桜は、螢を連れて、部屋に入ると、すぐにタオルを出し、玄関に
立っている螢にタオルを渡すと、すぐにお風呂にお湯を張った。

「螢、そこで、脱げるものは脱いで・・・そして、お風呂場に
 行って、お風呂に入って。」

梨桜は、螢のスーツを受け取り、螢には、そのままお風呂に入ってもらい
梨桜は、洗濯物は、すぐに洗濯をし、スーツは水けをタオルで取りながら
ハンガーに掛けて、乾かした。

螢には、梨桜の部屋にまだ置いてあった、螢の着替えを出して、
脱衣場に置いた。

暫くすると、螢が、お風呂から上がって来たので、

「螢、こっちに来て、座って・・・・」

梨桜は、螢の濡れている髪の毛を乾かすために、螢を座らせた。

今までも、螢が落ち込んでいたりしてる時は、必ず梨桜は、螢の髪の毛を
乾かし、螢を甘えさせていた・・・・・

今の螢は、完全に精神状態が限界にきているのが、梨桜には解り、
梨桜は、すぐさま濡れた髪を乾かし始めると、ふと螢の体が熱いのが解った。

「螢・・・もしかして熱が出ているんじゃないの!?」

「・・・・・・・・・・・」

何も答えようとしない螢に、梨桜は、体温計を取り、
螢の脇に無理やり挟んだ。

そして、体温を測り終わると、

「38度5分って・・・・・螢、立って!ベットへ行きましょ!!」

無言で立ち上がった螢を、ベットに寝せ、梨桜は、熱を下げる為に
薬に熱さまシート、水とスポーツドリンクを用意し、螢の側に戻った。

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