大人の恋愛~背徳の行方~
翌朝、梨桜の看病のお陰か、螢の熱は下がり、顔色も良くなっていた。

「う・・・うん・・・・・」

「螢・・・・螢・・・・・」

「う・うん・・・梨桜!?」

「そうよ。大丈夫?躰、辛くない?」

「うん・・・・大丈夫・・・・・」

「そう・・・良かった。熱測って!?」

「うん・・・・・」

ピピピッ・・・・36度3分・・・

「うん、大丈夫ね! 良かった」

「梨桜・・・・俺・・・・・・」

「螢、今は、とにかく、汗かいて気持ち悪いでしょ・・・
 シャワーを浴びて来て、ご飯用意しておくから・・・」

「うん・・・浴びてくる・・・」

螢を、お風呂にやると、梨桜は、消化の良いものを作り始めた。

多分あの様子だと、暫くご飯もまともに食べていなかったと考えられる・・

野菜スープに、卵粥・・・朝食は、そんな感じにして、また様子を見て、
食べさせようと、梨桜は考えていた・・・・。

「しかし・・・はぁー・・・・」ため息が出る、梨桜だった・・・・。

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