大人の恋愛~背徳の行方~
「梨桜・・・・俺、やっぱり、梨桜とは、離れられない・・・・
 梨桜と別れるくらいなら、会社も辞めるし・・・・死んだ方が
 ましだ・・・・・・」

「螢・・・・・・」

「梨桜、確かに真紀は、俺の子を妊娠している。でも、まだ籍は
 入っていない・・・・。
 真紀の子供の責任は持つ・・・・だけど、梨桜と別れるくらいなら
 真紀との結婚は止める・・・・。
 頭下げても、殴られても止める・・・・。
 なんなら、梨桜、二人で、皆が知らない所へ行かないか・・・・・!?」

「・・・・・・螢・・・・・あなた、そこまで・・・・」

「梨桜、何度も言う。俺が愛しているのは、梨桜だけだ。
 それは、これからも梨桜だけだ!!」

そう言い終わると、螢は、梨桜を抱きしめた。

「梨桜・・・・会えなかったこの2週間、どれだけ梨桜が恋しかったか・・・
 夜は眠れないし、仕事は大変だし・・・・食事は喉を通らないし・・・・
 俺には梨桜だけだ・・・・。」

梨桜は、螢の話を聞き、一瞬、このまま二人で逃げようかと
考えたが、いろんな事を考えると、梨桜は覚悟したように

「愛してる・・・螢・・・」

梨桜が、そう言うと、螢は、抱きしめていた梨桜の顔を見、
そして、二人の唇が重なった。

「梨桜・・・愛してる・・・・梨桜・・・・絶対に離さない」

梨桜は、螢の切ない声を聞きながら、梨桜は、螢を陰で
支えていく覚悟を決めた瞬間だった。
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