大人の恋愛~背徳の行方~
梨桜の貰った指輪は、確かに、螢と同じもので、刻印が
 
『k to r 1982.8.7』と『r to k 1985.9.3』

と、お互いのイニシャルに相手の誕生日が彫ってあった。

「でも、真紀さんは、気が付かないの?」

「大丈夫だよ。元々、男性用は、デザインが違っていて、梨桜のは
 男性用のものを、梨桜のサイズにしたものだから・・・・
 それと、これは、男避け・・・・・」

螢は、そう言いながら、もう一つ指輪を出した。

その指輪は、デザインリングで、仕事をしていても邪魔にならない
タイプだが、ダイヤが埋め込まれているタイプだった。

「螢・・・・こんな高い物・・・・・」

「良いんだよ・・・・。正直、梨桜には、いつも俺の我儘聞いて
 貰っているし、迷惑かけているのも承知している・・・・
 だからいつもの、お礼だよ。
 それに、この指輪にも、俺の気持ちが入っているから・・・・」

「えっ・・・・・・」

「うん、真紀にも確かに、婚約指輪を渡したけど、梨桜の方が
 高いから・・・・これで勘弁して・・・・愛してる・・・梨桜」

螢は、そっと梨桜を抱きしめ、梨桜の頭に、キスを落した。

梨桜は、そっと螢を見つめると

「螢、愛してる・・・・・」

梨桜は、そっと螢にキスをした。

「あぁー、もう、今日は大人しく帰ろうと思ったのに、梨桜が
 煽ったんだからな! 責任とってよ!」

そう言いながら、梨桜を抱き上げ、ベットへ運び、螢は、梨桜に
追い被さって来た。

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