大人の恋愛~背徳の行方~
丁度、螢が、理との電話を終えて、リビングに入って来ると

「螢、だいぶ忙しそうだな・・・・」

「あぁー・・・死にそうだよ。毎日、忙しくて・・・・」

「食事は、大丈夫なの?」

「あぁー、ちゃんと食べているよ。結構野菜を中心にしているから
 大丈夫!」

螢が何気なく言った言葉に、幸子は感ずいた。

『梨桜ちゃんが、螢を支えてくれているのね・・・』

幸子は、心の中で呟くと、

「そうそう、今度、理が、同期の人たちとバーベキューするって言って
 いたわ!」

「へぇ・・・・・誰が来るの?」

「なんでも、営業部の人たちらしいわよ!?」

螢は、何気なしに聞くと、幸子はそう答えた。

「えっ、いいですね!!バーベキューって!!私も久しくしてないわ・・・」

真紀が会話に参加すると、

「まぁー、今回は、同期でやるんだろ!あいつら仲良いし・・・・」

「そうみたいね! 理の同期の子達とは、初めてだから、楽しみだわ!!」

幸子は、楽しそうに話した。
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