大人の恋愛~背徳の行方~
梨桜は、理からマンションまで送ってもらい、部屋に戻ると
螢が、来ていた。

「どうしたの、螢?」

「急用が出来たことになっているから、出てきた・・・」

「そうだったの・・・・・お腹は?空いてない?」

「うん、少し、空いた・・・・」

「じゃー、今、用意するから、待ってて・・・」

梨桜は、食事の準備をすると、螢に食べさせた。

「やっぱり、梨桜のご飯が、美味しい!!」

「フフフッ、ありがとう。それより、帰らなくていいの?」

「うん、仕事に行くって言って来たから、大丈夫だろ・・・・」

梨桜は、それ以上は聞かなかった。

聞いたところで、梨桜は、自分が惨めになるだけで、今日の真紀の姿を
見て、自分が思っていたよりもショックを受けているのが解った。

真紀は、綺麗で、同じ女性から見ても、幸せそうだった。

そして何より、妊婦という、梨桜には許されていない事が、妻と
いう立場で、許されていることが、現実の自分の立場を、思い知った。

今にも、嫉妬で、気が狂いそうだったが、今、梨桜の隣には
螢がいる・・・・

螢が隣にいる事で、梨桜は、自分の嫉妬を軽減させることが
出来た・・・。
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