大人の恋愛~背徳の行方~
「お邪魔します・・・」

「どうぞ・・・まだ引っ越しの残骸がありますけど、どうぞ」

梨桜の部屋は、螢が思っていたよりも広く、そして綺麗に片付いていた。

確かに段ボールの開いたものが、隅に重ねられていたが、資源ごみなので
資源ごみに出すつもりでまとめてると言った。

「今、コーヒー淹れますね。」

「うん・・・・」

螢は、物珍しそうに、部屋を見ていた。

「あんまり、見ないで下さい。恥ずかしいから・・・」

「そうか、なんか梨桜らしいけど・・・ごちゃごちゃしてなくて
 いいなぁー・・・」

「今はまだ、あんまり整理がつかなくて、少しずつ快適な空間に
 しようと思っているの・・・・」

そんな梨桜が可愛くて、螢は、梨桜を抱きしめた。

「えっ、高丘さん・・・・」

「梨桜、高丘さんじゃなくて、螢・・・でしょ!」

「う・うん・・・螢・・・・」

「はい、よくできました。」

螢は、そう言うと、梨桜の顎を少し上げ、キスをした。

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