大人の恋愛~背徳の行方~
「そうか・・・・その時、可笑しかったか・・・」

「あぁー、梨桜も、可笑しいって。
 俺は、正直、真紀さんより梨桜の方が心配だったけど、梨桜の方は
 かえって落ち着いていて・・・・・
 梨桜は、2年前と違って、精神的にも強くなっていたよ・・・・
 その陰には、螢との繋がりが強くなっているんだろうけどな!?」

「・・・・まぁーな。でも、今回の転勤で、梨桜は、どう答えを
 出すんだろう・・・・・
 やっぱり、別れるのかな・・・・・」

理は、螢の言葉を聞き、

『おいおい、今は、真紀さんの話だったんだろうに・・・一気に
 自分の心配かよ・・・・はぁ・・・・・』

ため息が出る、理だった。

「とにかく、真紀さんとよく話し合った方が良いよ!!」

理は、そう言い残すと、部屋から出て行った。

螢は、真紀が梨桜に言った言葉が許せなかった。

自分のしていることを棚に上げて、真紀を責めるのは、お門違いだが
でも、真紀の言葉は、許せなかった。

翌日から、螢は、実家から出勤して行った。
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