大人の恋愛~背徳の行方~
『梨桜、NYは、どう?仕事もはかどっているの?』

『うん、何とかね・・・雑誌の記事も先月、初めて書いたし、
 翻訳も、お陰で順調に行っているわ。
 環の方は?産むとき、実家に帰るの?』

『ううん、達哉が心配だし・・・だから母が、北海道から来てくれることに
 なったの。』

『梨桜は、日本に・・・・帰って来るわけがないか!?・・・・』

『うん、高丘のお母さんがNYに来てくれることになっているの!』


その話を聞いていた真紀たちは、

「「・・・・・・・・・・」」

ひたすら、息を殺して、梨桜達の話を聞いていた。


『ところで、螢さん、相変わらずなの?』

『その相変わらずって・・・・環の言いたいのは、甘えたってこと?』

『もちろん。今でもマッサージしたりしているの?』

『ううん、今は、帰って、螢が反対にしてくれているわよ・・・。
 向こうに行ったばっかりの頃は、毎日、マッサージしてやったり
 してたけど、今は、私の事ばっかりで、返って大変よ・・・・』

『ふぅ~ん。ってことは、夜の方も、自粛しているの?』

『ブホッ・・・環、こんな場所で・・・・・』

『あら、いいじゃない・・・どうせ妊娠が分かる前は、
 ほぼ毎日だったんでしょ!?』

『そ・そんな・・・毎日だなんて・・・・・』

『隠さなくてもいいわよ。梨桜の顔に書いてあるから・・』

そんな話が聞こえて来た。
< 225 / 232 >

この作品をシェア

pagetop