大人の恋愛~背徳の行方~
『そうよね。結局、大人の身勝手さで、傷つくのは、子供よね!?』

『うん、そうなの。螢ともよく話すんだけど、凛ちゃんが大きくなって
 螢に会いに来たり、一緒に住みたいって言ったら、そうしたいって
 私も、螢には賛成なの。たとえ螢が、真紀さんと別れても、凛ちゃんが
 螢の子供であることに違いはないし、子供達の気持ちを、出来るだけ
 尊重したいって思っているから。』

『そうか・・・・まぁー、未来は、わからないからね!?』

『うん、だから螢との時間も、常に大切にしているの。
 螢は、会社では、完璧人間で仕事をするでしょ!?
 でも、本当は、甘えただし、我儘だし、独占欲強いし・・・
 外見の螢からでは、想像できないじゃない!?』

『本当よね。黒木と違って、いつも猫かぶっている人だったからね・・・
 多分、会社の中でも、螢さんの本性知っている人って少ないんじゃ
 ないの?
 私達は、学生の頃から、梨桜と付き合っているのを見てきているから
 螢さん事は、解るけど、なかなか、普通の人では、解らないわよね!』

『うん、そうなの。だから余計、大変なんだけどね・・・』

『梨桜も、本当に、面倒な人を好きになったわよね!
 最初に別れたのだっけ、螢さんの我儘からじゃない!
 あぁー、今、思い出しても腹立つわ!、あの時の螢さんは、本当に
 子供より酷かったわよね!
 理なんか、あの時、梨桜と螢さんが別れてから、私達が出発
 するまで、螢さんと口聞かなかったって言っていたし・・・』

そんな話が聞こえて来た。

真紀は、今初めて、梨桜達の話を聞いて、螢の本当の姿を知ることとなった。
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