大人の恋愛~背徳の行方~
終電が近くなると、四人は、駅に向かい、それぞれが改札口で別れ
電車で帰ることが殆どだった。

今日も、改札口まで行くと、螢の携帯がなり、

「ごめん、俺はここで・・・じゃー・・・・・

 もしもし、梨桜、どうした?」

梨桜からの電話だった。

その声を聞いた、真紀は、苦虫を潰したような顔をしていると、真由美が

「真紀、顔に出てるよ!」

「うん、解ってる・・・でも、螢の嬉しそうな顔を見ると、ちょっと・・・」

「解るけど、必ずチャンスは来るから、今は、我慢よ!」

「・・・・・うん・・・・・」

螢の声を後ろに聞きながら、真紀は、真由美と電車に乗って帰って行った。


*************

「螢、あのね、今、環から電話があって、理が、酔っ払って、
 大変みたいなの。
 私がこれから迎えに行くんだけど、螢も来れる?」

「うん、解った。場所はどこだ?」

螢は、居酒屋の場所を聞くと、タクシーで向かった。

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