大人の恋愛~背徳の行方~
「梨桜、鞄、持って来て。理を部屋に連れて行くから・・・」

「はい。お邪魔します・・・」

「ごめんなさいね。本当に困った子よね!」

梨桜は、螢に言われるがまま、螢の後を付いて行った。

螢が理を寝かすと、梨桜と螢は、幸子が待っているリビングに入った。

「夜分、本当にすみません。」

「良いのよ。理が悪いんだから・・・。ところで、梨桜ちゃんのお布団
 客間でいいの?螢?」

「否、俺の部屋で良いよ。俺が持って行くから、母さん、寝てもいいよ!」

「そう?、じゃー、よろしくね!」

幸子は、梨桜と話したそうにしていたが、螢にやんわりと断られ、
渋々部屋に戻った。

螢は、梨桜を連れて、自分の部屋に通し、螢のシャツを借りて、
着替えるように言われ、梨桜が着替える間に、螢は、シャワーを
浴びに行った。

梨桜は、初めて入る、螢の部屋を、マジマジと、眺め、いかにも
螢らしく、本棚と机とベットだけのシンプルな部屋だ。

本棚には、趣味の本から、仕事用の書籍なんだろう・・・・
仕事に関する本が、沢山並んでいた。

「螢って、やっぱり凄いな!」

と、呟いた。
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