大人の恋愛~背徳の行方~
それから理は、家に帰ると、螢の部屋を訪ねた。

「螢・・・・いいか? 入るぞ・・・」

部屋の鍵は、繋っておらず、理は螢の部屋に入った。

「梨桜が、泣いていたぞ・・・・。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「1年半じゃないか・・・許してやれよ!!
 男らしく、行って来い!!って言ってやれよ・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「螢・・・・・」

「俺は、梨桜がいない事には、耐えられない・・・・
 でも、梨桜は、違うのか!?」

「螢・・・・でも、梨桜の夢を、いくら螢でも、阻止することは
 出来ないだろ!! 
 違うか!? 経った1年半だろ・・・・送り出してやれよ・・・」

「・・・・・・・・・・梨桜が留学するなら、別れる・・・」

「螢・・・・・そこまで梨桜を縛るのか!!」

段々理の声が大きくなっていった。

「お前に、俺に気持ちがわかるか!! 梨桜が俺にとって、
 どれだけ大事なのか! お前になんかわかるわけがない!!
 梨桜にとってもそうだ!
 梨桜にとって、俺は、大した存在じゃないんだ!!
 そんなんなら、別れてやるよ!!
 そして、梨桜は、自由に留学すればいいさ!!」

ガッツン・・・・理が、螢を殴った!!

殴られた螢は、理を睨んだ・・・・・・。
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