大人の恋愛~背徳の行方~
「螢、母さんに八つ当たりしても仕方がないだろ・・・
 母さんは、お前が間違った選択をしないでくれって言っている
 だけだろ・・・・・」

義也が厳しい声で、螢に言った。

「すみません・・・・ご馳走様でした・・・・」

螢は、辛そうな顔をしながら部屋に戻った。

幸子と義也は、螢と真紀の結婚に反対なわけではなく、螢の気持ちが
真紀にないのではないかと、心配していた。

真紀の方からの強引なアタックで、始まった付き合いに、
家族を巻き込んで、結婚まで強引に、持って来た経緯を、義也と幸子は
正直、呆れていたのだ。

真紀が決して悪いのではないが、螢の気持ちが、本当に真紀に
無ければ、この先、螢だけではなく、真紀も苦しむことになる。

二人は、それを心配していた。
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