大人の恋愛~背徳の行方~
「こんにちは、香奈ちゃん、今、大学生かな?」

笑顔で話しかけてきた理を見た、香奈は、

「高丘さんとおっしゃいましたっけ・・・!? その似非笑顔、
 私には通用しませんよ。ちなみに、あなたは、姉の相手じゃ
 ないわ!! 雰囲気は似ているけど、相手はあなたじゃない!」

「ちょっと、香奈、止めなさい! ごめんね、理!・・・・
 香奈も謝りなさい! 初対面でしょ!!」

「ふん、初対面でも、ペテン師みたいな笑顔を振りまかれた
 こっちは、迷惑なだけよ!!」

香奈の言葉に、いち早く反応したのが、何と幸子だった。

「アハハハッ・・・・理の正体を、一発で見抜くなんて・・・・
 香奈ちゃん、最高~、香奈ちゃん、叔母さんと、友達になりましょ!!」

「母さん、なんなんだよ!母さんまで。梨桜、この子何者!!」

理は、怒り半分で聞いて来た。

梨桜は、理に

「理、耳貸して・・・」

そう言われ、理は、梨桜の背丈までかがむと、梨桜が

「香奈は、私達に見えないものが見えるのよ!だから、その人の
 本当の姿が、解るの!!」

「えっ・・・・・・・・・・・」

理は、生まれて初めて、霊感を持った人に出会った。
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