生まれ変わる光
「僕はホタルってすごいと思う。ほんの少しの決められた時間の中で、こんなにも必死に生きているのだから。ホタルの光はきっと、生きていることを象徴するための光でもあると思うんだ。だから僕は、ホタルの光が好きだよ。時々儚く感じるけれど、どこか力強い。華やかしい光を放っているわけじゃないのに、僕にはどんな光よりもホタルの光のほうが綺麗に感じられる。……こういうホタルみたいな一瞬の光のほうが、本当はすごく輝いているんじゃないかって、僕は思うんだ」
ホタルの人生は、人間に比べると短いかもしれない。
だけど同じ、生きている命。
精一杯、光ってるんだ。
愛すべき相手を、探し求めて。
愛すべき相手に、出会うために。
あの光が織り成すものは、愛のシグナル。
人間だって、愛の光を探して生きている。