最強女総長×俺様総長


淳「れーんー。その不機嫌オーラやめてくれー」


幹部部屋の前に行くと淳の声が聞こえた


どうやら、あれから淳は大魔王をなだめてたらしい


あたしたちは顔を見合わせ、苦笑いし扉を開けた


――――ガチャッ


うわーーーー


煉二がめっちゃ不機嫌なんだけどー


なんかあったのか?


凛「れ、煉二?」


あたしは控えめに煉二を呼んだ


煉「おせぇー。何分待たせんだ?」


凛「ごめんごめん。久しぶりにみんなに会ったからつい話が盛り上がっちゃって…」


煉「あいつらと話すのは凛の自由だからなんも言わねー。だけど、始めに俺に顔みせろ」


未だ不機嫌オーラ満載の俺様煉二


玖怨「(完全にヤキモチですね)」


聖「(ヤキモチ…)」


淳「(出たよ…俺様煉が)」


凛「うーん?よくわかんないけど、顔見せたからみんなのとこに行ってきていい?話の続きしたいし」


煉二が言いたいことはなんとなくわかった


みんなと話す前は、ちゃんと煉二の顔みてあたしが来たことを確認してから話に行けってことでしょ?


全(凛以外)「(鈍感…)(究極の鈍感ですね)」


聖「凛…それ本気で言ってるの?」


凛「え?そういうことじゃないの?違うの煉二?」


煉「はぁーーーーーーー」


煉二に盛大な溜息を尽かされた


なんで?


そういうことじゃないの?


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