最強女総長×俺様総長
凛「許すと思ってないよ」
杏「りんりん…」
凛「何?」
不安そうな顔で言う杏浬
杏「もう一度教えて……りんりんは何をしようとしてるの?」
話聞いてなかったのか?
凛「だから……、あたしが嵐龍の姫になりあいつらを中から守る。お前らはいつも通りの仕事をしろと言ったんだ」
杏「どうして、りんりん……」
凛「何が?」
杏「どうして、りんりんがあいつらなんか守るの!!????」
杏浬が大きな声を出した
凛「杏浬?」
杏「りんりんはあたしたちのものなのに!!ねぇ、なんで!!あいつらと出会ったのはほんの少し前じゃん!あたしらといた時間の方が長いじゃん!!どうして!!」
杏浬はあたしの服に掴みながら言う
万「おい、杏浬やめろ」
万浬は杏浬をあたしから引き離そうとしている
杏「ねぇ、どうしてよ!!りんりん!!言ってよ…りんりん!!りんりんはあたしたちのものだって!!言ってよ!!りんりん!!」
――――パンッ
あたしは思いっきり杏浬の頬を叩いていた…