最強女総長×俺様総長


凛「んじゃ、行きますか!」


あたしは背伸びをしながら言った


万「凛」


凛「んー?」


エレベーターに向かって歩こうとしたら万浬に止められた


万「俺等はまだ凛の作戦に賛成したわけじゃない」


凛「知ってる」


万浬はあたしの目を見て言う


万「だけど、今出来るのは凛の作戦しかない。凛をあいつらに差し出すことは正直嫌だ。」


凛「わかってる…お前らが誰一人この作戦に賛同していないことには」


この作戦は煌凰全員が賛同していない


だけど、自分の気持ちを我慢してそれを表に出さない


それをわかっててあたしはこの作戦を決行しようとしているあたしは最低だな…


凛「悪いなお前ら……ありがとな。煌凰総長としての霧野凛は少し休業する。その間の統括は副総長…万浬に任せる。じゃ、行ってくる」


あたしはそう言ってエレベーターに乗り込んだ
















万「ほんと読めない、凛は」


エレベーターを見ながら万浬は口にしていた


万「お前ら、行くぞ!」


全「はい!(おう!)」


さっきまで不安だったその場にいた全員が笑顔で煌凰総長こと霧野凛が待つ駐車場へ向かった








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