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 「では、話しは終了」
 とマナの母親は踵を返し、「じゃあね」と高飛車な挨拶をマナは残した。それが彼女の第一声ということは周知の事実であり、苦労しらずの娘というのは好感が持てない、と梨花は思った。マナ母娘の匂いと言葉は立ち去った後も残留し、置き去りにした。全ては、この空間を支配する為であり、もしかしたらこの世界をも支配する気なのかもしれない。
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