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 もう、私の胸に響いたわよ。今の言葉。なんだか楽しくなってきたわ。お礼にあげまんじゅう一個あげる」
 一個と言わず、四個ぐらい欲しいが、分け与えてくれるという行為は素直に受け取っておくことに、鈴音はした。
「ありがとう」
 と鈴音は中年女性店員から手渡されたあげまんじゅうを早速一口食べる。柔らかい衣が口内に広がり、噛む度に甘みが舌先に伝わった。
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