【短編】惚れやすい女
その後、迎えに来てくれた啓くん。


『本当に付き合ってくれるんだよね?』


何度も何度も聞いてくる。

こっちが聞きたいくらいなのに。



「啓くんも本当にわたしと付き合ってくれるの??」


『しょうがないから付き合ってあげる。』



さっきはあんな下目線だったくせに次は上目線になりやがった。


「しょうがないんだったらいいや。なかったことにしよ。」


突き放したら


『あーうそうそ!!付き合ってください!!つーか俺がベタ惚れしてんじゃん。』


って笑う。


「なんでわたしなの?初めて遊んでヤるような女だったじゃん。」


素朴な疑問。

普通こういう女って嫌なもんだよね??


『う~ん、なんでだろ。何か雰囲気が好きでさ。』


そう言いながら啓くんはタバコに火をつけた。


「そういえば…ホントにやめたんだよね?」


『ガンジャ?やめたって。ハーってしようか?においしないし。』


「いいし!!信じる。」


こんな感じでわたしは3年半ぶりくらいに彼氏が出来た。
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