私が王子様の婚約者!?
考えているうちに、はやくも3日たってしまった。

約束どおりにみんながまたうちに集まっていた。

今日は日曜日。うちのお父さんもいる。

お父さんに婚約者のことを話すと、むしろひきうけろと言ってきた。

「さて、紗枝ちゃんの答えを聞かせてくれるかな?」

悠真さんがいった。

「はい。わたしは悠翔くんの婚約者に…」

みんながいきをのんだ。

「婚約者に…なります。」

その瞬間にいっきに空気がゆるんだ。

「きゃーー!?ほんとに!?こんなかわいい妹ができるなんて!」

ま、麻紀さん…

「ほんとっ!麻紀のいうとおりだわ。悠翔の婚約者になってくれてありがとう。」

麻梨さん…

「後悔はしない?」

悠真さん(笑)

「親父、なにいってんだよ!!」

今日、初めての言葉がそれかい…榊原くんよ(笑)

「まー、榊原くん、よかったわね。一安心なんじゃない?」

え?どーゆーこと?お姉ちゃんの言ってる意味がわからない。

「悠翔、この3日間ずーっとそわそわしてたのよ。わが弟ながらバカよねぇ。」

麻紀さんまで!?




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