お嬢様になりました。《番外編》
*****



―ドンドンドンドンドンッッッ!!!!!


唖然と部屋の中を見渡していると、凄い勢いでドアを叩く音が部屋中に響き渡った。



「誰だろう」



険しい顔をしたカルロがドアの方へと歩いていった。


その間もずっと激しくドアは叩かれている。


酔っ払いが部屋を間違えてるのかな?


それにしもこの部屋……見事にアンジェリカだらけ。


それだけ大好きだったんだろうな。


確かにアンジェリカ見てると癒されるけどさ……やり過ぎでしょう。



「ちょっ、どうしたんだい!? リュー!!」



え?


今リューって言った?


振り向くと、そこには息を切らしたスーツ姿の隆輝が立っていた。



「なん……」

「お前は馬鹿か!!」



開口一番がそれ!?


馬鹿って何よ!!



「馬鹿に馬鹿なんて言われたくない!!」

「お前以上の馬鹿いねぇよ!!」

「今私の目の前にいるじゃん!!」

「ふざけ……」

「ストーップ!! 喧嘩はダメだよ!! そうだ! 折角来たんだから、リューもアンジェリカ見てってよ!!」






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