お嬢様になりました。《番外編》
「首輪やるって言っただろ?」

「首輪って……シャレになんないから……」

「確かにな……アンジェリカが犬とは思わねぇだろ、普通……」



犬に似てて運命感じられた私って……別の意味で泣きたくなってきた。


身体を離し、隆輝と目を合わせた。



「ありがとう、大切にするね」



隆輝に頬を優しく撫で下ろされ、トクンっと胸が高鳴った。


男のくせに、私よりも色気ムンムンだ。



「んっ……っ……」



顎を持ち上げられ、口を塞がれる。


唇が離れては直ぐにまた触れ、啄ばむ様な口付けを何度も何度も繰り返す。


その度に私の心と身体が痺れていく。


口付けは激しさを増し、角度を変えながらも離れなかった。


恥ずかしがる暇もない程頭の中がボーっとなっていく。



「今日の洋服似合ってる」

「りゅ……」

「でも、俺以外の男の為にお洒落なんてすんな」



隆輝は私に覆いかぶさると、また唇を塞いだ。


普段は中々聞けない隆輝の言葉。


その言葉は私を虜にさせるには、十分すぎるほど甘かった。







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