《改稿中》V系霊媒師「咲邪」†SAKUYA†《改稿中》
「ほら、霊毛筆を忘れてるっ」
テントの中から筆を渡され、寝惚けマナコで梵字を書き出す覇龍。相手が低級霊だからといって緊張感に欠けている咲邪達。
「でもぉぉ、ベースは鳴り止みませんけどぉぉ」
ブゥゥゥィィン ブゥゥゥィィン ブゥゥゥィィン
鳴り止まないどころかさっきよりも音が大きくなっているようだ。
「……ソワカッ、ハッ!」
空間に書かれた梵字が祠の周りを丸く囲う。
「ハッ!」
と、その中心に星形の幾何学模様が輝き出し空間の中はモノクロ写真のように色を失った。
「カァァァッ喝ァァツ!」
3度目の気合いで星形の模様の場所に、ぽっかりと霊穴が口を開けた。
ゴォォォォオォォン
その穴からは低い、不気味な風切り音が聞こえて来る。
「斬汰。浄掌で黙らせて」
テントの中から筆を渡され、寝惚けマナコで梵字を書き出す覇龍。相手が低級霊だからといって緊張感に欠けている咲邪達。
「でもぉぉ、ベースは鳴り止みませんけどぉぉ」
ブゥゥゥィィン ブゥゥゥィィン ブゥゥゥィィン
鳴り止まないどころかさっきよりも音が大きくなっているようだ。
「……ソワカッ、ハッ!」
空間に書かれた梵字が祠の周りを丸く囲う。
「ハッ!」
と、その中心に星形の幾何学模様が輝き出し空間の中はモノクロ写真のように色を失った。
「カァァァッ喝ァァツ!」
3度目の気合いで星形の模様の場所に、ぽっかりと霊穴が口を開けた。
ゴォォォォオォォン
その穴からは低い、不気味な風切り音が聞こえて来る。
「斬汰。浄掌で黙らせて」