スイート・プロポーズ
それも、嬉しそうに笑う。
不思議な感じがして、なんだかくすぐったい。
「あの、やっぱり何か手伝います」
キッチンで作業する夏目に、声をかける。
何もしないでいるのは、申し訳ない気がして落ち着かない。
「大丈夫。もう、できた。座っててくれ」
そう言われ、円花はリビングの椅子に腰を下ろす。
(部長のご飯か……)
短時間だったから、きっと簡単なものが出てくるのだろう。
(なんでも出来そうなイメージだから、ちょっと期待しちゃうかも)
ワクワクしながら待っていると、夏目が両手に皿を持ってキッチンから出てきた。
「見た目はアレだが、味は問題ないと、思う」
「おぉ……」
円花の目の前に出されたのは、炒飯。