ヴァンパイアと同居中！！ ～赤に恋して～

いつもの五十嵐君らしからぬキザな発言が飛び出した途端、女の子達が一気に私達３人を睨んだ。


ギャアアァアァッ！！こ、怖いーーー！！


「おーー３人共来たんだ。じゃあ早速遊ぼうぜーーー」


「加、加納君……私達に話しかけないで下さい……」


オマケに加納君までもが近寄って来ると、ますます睨まれて足が震える。


だけど笑ってる五十嵐君と加納君に混じって、唯一三船君だけは眉間にシワを寄せている事に気づいた。


「ねぇ五十嵐君。三船君なんか不機嫌再発してない……？」


さっき機嫌直ったと思ったのに、勘違いだったのかな？