闇
こぢんまりとしたカフェ。
其処で、私達は お昼を食べていた。
「ね、この後、何処 行くの?」
「俺の家。」
椎名君の答えに、ぶっと吹きそうになって、私は慌てて手で口を隠した。
動揺する私を見て、椎名君が呆れたように言う。
「大丈夫だ。何も しやしない。」
そりゃ そうでしょうよ!?
真っ昼間から何か されたら困ります!!
彼の家。
確かに行ってみたいけど。
初めてのデートが彼氏の家って、どうなんですか!?