幼なじみと一途な恋愛
まりあを見送って、席に着こうと振り返った時。
「「し〜ら〜い〜し〜!!」」
男子が俺のことを睨んでいた。
……めんどくせぇことになったな。
「白石!お前まりあちゃんとどういう関係なんだよ!!」
「……別に」
「まりあちゃんの笑った顔とか初めて見たぞ!!」
「いや、知らねぇし」
「なんで抱きつかれてんだよー!!」
「いつものことだけど」
「「!!?」」
あ……やべ、やらかした。
「「どういうことだよー!!」」
あーもう、うるせぇなぁ……。
俺はなんとか抜け出して、席についた。