君の隣で~☆星空☆続編~【完】
怒りで震えてた。
平常心になる事さえ出来なかった。
「流奈!!落ち着いて!」
知香があたしの背中をさすりながら心配そうに顔を覗き込んだ。
『大丈夫だよ!ありがとう、ちょっとトイレ行ってくる!!』
そう言って、あたしは迷わず階段を上り3年の教室へと向かった。
あたしの姿は奴等にすぐ気付かれ、笑いながらあたしの前を塞いで睨み付けた。
「本当におもしれ~奴だな!!上等だよ!!」
そう言う女達に、
「今にしてくんない?」
そう言いながら、あたしは階段を下り下駄箱へ向かった。
そのまま学校を出ようとした時、担任が近寄って来た。
「野村!何してる?戻るんだ」
「腹いてぇ~から帰る」
そう先生の顔を見ずに、あたしは公園へ向かっていた。
そんな先生の姿を確認してから奴等もあたしの後を着いて来ていた。
頭の中には、
翼の事が浮かんでた。
“ごめんね、翼……”
そう心の中で思いながらも、人目のつかない公園のベンチにひと足先に腰かけた。
後からタバコを吸いながら公園に入って来る奴等を見てあたしはクスッと笑った。
平常心になる事さえ出来なかった。
「流奈!!落ち着いて!」
知香があたしの背中をさすりながら心配そうに顔を覗き込んだ。
『大丈夫だよ!ありがとう、ちょっとトイレ行ってくる!!』
そう言って、あたしは迷わず階段を上り3年の教室へと向かった。
あたしの姿は奴等にすぐ気付かれ、笑いながらあたしの前を塞いで睨み付けた。
「本当におもしれ~奴だな!!上等だよ!!」
そう言う女達に、
「今にしてくんない?」
そう言いながら、あたしは階段を下り下駄箱へ向かった。
そのまま学校を出ようとした時、担任が近寄って来た。
「野村!何してる?戻るんだ」
「腹いてぇ~から帰る」
そう先生の顔を見ずに、あたしは公園へ向かっていた。
そんな先生の姿を確認してから奴等もあたしの後を着いて来ていた。
頭の中には、
翼の事が浮かんでた。
“ごめんね、翼……”
そう心の中で思いながらも、人目のつかない公園のベンチにひと足先に腰かけた。
後からタバコを吸いながら公園に入って来る奴等を見てあたしはクスッと笑った。