囚われた、あなたの腕の下。

しかも、会社で……ご飯を食べている。


「な、何コレ?!」


気持ち、悪い。

そんな感情があたしを支配する。

もう1つのアラタ君のメールは、『おやすみ』だけだった。


こんなの、寝られない。

誰だかわらかないメールに、あたしは不安を煽られメールを返信した。

だが、それはエラーっとなって返ってきた。

あたしも、そのメールが怖くてすぐに消した。

そして、3日後……忘れた頃にまた知らないアドレスからメールが着た。


件名には、『今日も可愛いかったね』

と……書かれていた。

冷や汗が、背中を伝う。

中を開いて見ると、出勤するあたし。
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