囚われた、あなたの腕の下。

「やぁあぁっ」


あまりの恐怖に、携帯を放りなげる。

なんで?なんで?

鳴り響いたのは、アラーム音。
なんで、アラームが……。

その後に、続いたのはメールの着信音。


「や、いやぁああぁぁっ」


その夜は、一晩中眠れなかった。

メールの内容は、頭のおかしいものだった。


『何しているの?

晩御飯は何食べた?

ミニスカートは、下着が見えるからダメ。

今日の、下着はピンクだった。

ストッキングが伝線していた。

柔らかそうな太もも。

愛理のすべてをぐちゃぐちゃにしたい。

早く、愛理を抱きたい。

鳴く声が聞きたい。』


なんで、なにが……。


頭を抱えながら、なんとかアドレスの変更をした。
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