ROCK YOU!!
「三上君連れてきたよー!」
徳本さんが、そういうと、

「どうもー!よろしゅうな!!」
と、光一君は言った。

「うおー!やっぱお前かなりのイケメンだな!」

「ホントー!超かっこい~!!」
みんなは口々に言った。

「おぉぉ。センキューセンキュー!」


で、やっぱり気になるのが、

「星野、お前どうした?」

やっぱそうなるよね~………。

「星野さん座席に戻ったら?邪魔。」

邪魔……?

「おいおい、そこまで言うことないだろ?」

「男子って星野さんには優しいよね。」

なによ、こいつら。

「思った!星野さんって男垂らしよね!」

次は女子が口々に言い出した。

あたしは、光一君の方を見ると、

光一君は楽しく男子とおしゃべり中。

光一君がついてきてって言うから来たのに。

「ほらっ、早く座席に戻りなさいよ。」

徳本さんはそう言い、
あたしを強く突き飛ばした。

「キャッ!痛っ!」

あたしは、しりもちをついた。


「てめーら!!なにやってんだよ!!」

そう怒鳴ったのは、

光一君でした。
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