空と虹の境界線


信念の強い人は、本当に尊敬している。


この時代の人は・・・敵味方、見境なく俺の憧れだ。



「口で伝えられない、ともがいているものは・・・最後。

相手に伝わることがあるはずですよ」



「・・・そういうものなのか?」



訝しげに聞いてくる岡田さん。


でも、これだけは自信満々に答えられる。



「――――はい!!」


・・・プラス、とびっきりの笑顔で。


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